top of page
エール福岡が生まれたきっかけ
この法人を作ることになった一つのきっかけは。私と統合失調症をかかえる聖さん〈当時35歳:仮名〉との出会いです。
聖さんは、高校生の頃統合失調症を発病され、入院期間は長期化し、年2回の外泊以外は自由に外出することも困難な状況でした。しかし、彼は『ぼくは早く退院して働きたい。姉に世話になっているから少しでも恩返しをしたい』とご自分の力を生かしたいという思いを胸に、リカバリー※(Recovery)をめざしていたのです。
ご本人が障がいをかかえていても、地域で安心して生活できる場所やこまやかな支援体制があれば、聖さんの願いが叶えられたのではないだろうか?とずっと考えてきました。当事者の方が希望を持って歩いて行けるーそれを支援できる事業所を作りたいと考え、開設しました。
注※リカバリーとは、「人々が生活や仕事、学ぶこと、そして地域社会に参加できるようになる固いであり、またある個人にとってはリカバリーとは障害があっても充実し生産的な生活を送ることができる能力であり、他の個人にとっては症状の減少や緩和である」と定義されます。(国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センター 精神保健研究所 社会復帰研究部)
一般社団法人エール福岡 沿革
平成29年8月15日 一般社団法人エール福岡設立
平成30年4月16日 福岡県嘉穂鞍手保健福祉環境事務所にて就労継続支援B型事業所 Jazzが聴こえる 新規申請
6月1日 就労継続支援B型事業所 Jazzが聴こえる 認可・開所
bottom of page